イースター最終日、兄弟てっちゃんとスカイプをした。天候不良で彼の仕事が休みになったのだ。 「正義よりも平安を選ぶ、ということの真の意味は、 起きている物事に対して選ぶ平安、つまり、 自分に都合のいい平安を選ぶということではなくて、 聖なる父の子としてただ祈っている状態なんだ。」 と、兄弟てっちゃんは言った。 「今のこの状況では、いったいどうすることが、 自分にとって平安なのか。」 と、ともすると、自分で平安を取りに行こうとする、その瞬間をも明け渡し、聖なる神の子として、どうぞわたしを使ってください、とただ祈る。そうやって兄貴の自動操縦状態になると、現実世界で必要なことは、兄貴が手配してくれる。…