必殺仕掛人 第16話 「命かけて訴えます」(脚本:早坂暁、監督:大熊邦也 (C) 松竹)より この話、殺しをするのは冒頭だけで後は専ら甲州16ケ村の窮状を老中に訴えるべく選ばれた青年たちを手助けするのが話の中心となってしまう。一応、藤枝梅安も西村左内も登場して活躍をするのだが、一番美味しい仕事をするのが、血を見るのも嫌いだと言って仕掛人にならなかった、あの男なのが意外なのである。 さて本題。色々あって青年達の上訴は失敗。心中ものとして扱われてしまった。弥んぞこと弥造(松橋登)といね(梓英子)の墓の前に集まるのは音羽屋半右衛門、藤枝梅安、西村左内、そして岬の千蔵。 岬の千蔵「これじゃあ、可哀想過…