スミヤキストQの冒険 (講談社文芸文庫) 作者:倉橋由美子 講談社 Amazon 『スミヤキストQの冒険』 倉橋由美子著を読む。 スミヤキ党員Qは、密かに島にあるH感化院に潜入する。情報収集にあたる。主事と面接するが、スミヤキストであることがバレていた。工作員は院長と会う。そこで秘書兼看護士のサビヤを紹介される。絶世の美女。Qはサビヤに男性器を噛み切られたり、別の日には、肛門に異物を挿入されたり、さんざんな目に遭う。身元は、とっくにバレているのに。 感化院の院長やとてつもなく巨体の院長夫人、ドクトルなど出て来る人物がみな俗物で、過剰で。 「Qは、院長およびドクトルを中心とした高級管理職の地位に…