第125話 タイの女神と 気持ちのいい男たち LINEを送った後、外国にいる僕から すぐに電話がかかってくるとは思わず、 中条は少し驚いていたようだった。 だが、アジアにいる僕からの電話に 喜んでくれた彼女に、僕は、 「ワタクシはこれから、どこに向かえば… 一体 どうしたら良いのでしょうか?」 と、およそ神父様にしか聞かない様な事を、恥も外聞もなく聞いてみた。 まあ、付き合いの長い親友だから言える事である。 ノリのいい中条は、全く動ずる事なく、 「んーむ。。はぁぁあー! はい。 …見えました。 チェンマイに行きなさい。 余裕があったら チェンライにも行きなさい」 と 僕に道を示して下さった 笑…