メディカルハーブを勉強していると、必ず出てくるのがセイヨウシロヤナギ。西洋医学はここから始まったと習います。一体どんな植物なんでしょう。アスピリンの起源植物と言われるので興味津々です。 伝統医学から近代医学へ 人類の歴史を見ると、長い間人間は薬草とともにあったことがわかります。 「BC400 年頃、古代ギリシアの医師ヒポクラテスは体液病理説を唱え400種類ものハーブを処方した。」 「1世紀頃、古代ローマの医師ディオスコリデスはマテリア・メディカ(薬物誌)を著し、600種類ものハーブを取り上げた」 このような歴史が中世の修道院医学につながっていき、薬草学の母と言われるヒルデガルトが登場します。 …