宝ホールディングス(以下、宝HD)が、上場子会社タカラバイオをTOB(株式公開買付け)で完全子会社化する方針を公表しました。買付価格は1株1,150円、期間は2026年2月16日〜4月6日(34営業日)で、成立後はスクイーズアウトを経て完全子会社化、上場廃止が見込まれます。 背景として宝HDは、タカラバイオの事業が「構造的な問題を抱えている」と明言し、収益構造改革と成長戦略の再構築を急ぐ姿勢を示しています。 ここからが本題です。 なぜ“いま”、完全子会社化なのか?――M&Aと戦略の観点で、意思決定のロジックを分解します🧩 1. これは「救済」ではなく「事業モデル再設計」のための非公開化 宝HD…