東京の図書館から、6回シリーズで、府中市立図書館のライブラリである、タネーエフ・カルテットの演奏によるショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全集を取り上げていますが、第6回の今回は最後の、第14番と第15番を収録したアルバムをご紹介します。 第14番と第15番は、ショスタコーヴィチ晩年の作品で、特に第15番は死の前年に作曲された作品です。第15番は全楽章12音階という作品ですが、その異様さにむしろショスタコーヴィチが最後の弦楽四重奏曲に込めた想いが伝わってくるんです。 ja.wikipedia.org ja.wikipedia.org 第14番は3楽章制を取っており、一方の第15番は第6楽章まであっ…