ショスタコーヴィチがあと少し、10年くらい長生きしていたら、どんな曲を書いたんだろう? 遺作「ヴィオラソナタ」を聴いていて思った。ヴァイオリンでもチェロでもない、ヴィオラを使ってる。10年の後にもっと透明で、叙情的で、ほとんど音のない音楽、書いたんだろうな。そんな曲、書いてみたい。 youtu.be 3楽章全部すごい。冒頭が完全4度の堆積。交響曲第5番の有名な第4楽章の完全5度の決然とした佇まいの後に辿り着いた、まあ、涅槃の境地。 ショスタコーヴィチはソ連当局との闘争を続けて、でも民衆を味方につけて、当局へのゴマすり作品も実は・・・、という激動の作曲家が最期に辿り着いた平穏。 未聴の人は是非。…