白い象に乗る普賢菩薩の図像=東京国立博物館のホームページから 東京国立博物館(東博)が所蔵する国宝「普賢菩薩像」は、人間くささも表現しようとしているー―。東京大大学院教授の増記(ますき)隆介さんが10月3日、武蔵野大学の武蔵野キャンパス(西東京市)で講演し、国宝の仏画について深掘りした。 武蔵野大仏教文化研究所が開いている今年度の連続公開講座「仏教、未来を拓(ひら)く―日本の宝、世界の宝」の3回目。約100人が聴講した。 普賢菩薩は仏の慈悲と知恵で人々を救う賢者とされる。東博が所蔵する普賢菩薩像は平安時代の12世紀に絹地に描かれ、絵画の国宝指定第1号。 普賢菩薩がどんな経典にどのように記述され…