シリーズ歌川広重の東海道五十三次、京から出発して7宿目「阪之下(筆捨山頂)」 です。 下が原画です。人物の製作が少し上手くなりました。山が薄っぺらく見えます。 解説は西行きの逆コースで書かれています。 東海道五拾三次 解説 – 重右衛門 関から6里で阪之下。広重は「筆捨嶺」と題して、筆捨山を眺める街道の茶屋を描いている。この筆捨山は岩根山という山であるが、狩野元信が、あまりの風光の美しさに、力及ばず筆を投じたという話から筆捨山と呼ばれるようになったという。全山岩山で、岩間に古松が生えた美しい山で、これを広重は、かなり写生的に描いている。この美しい景色を眺める目が、右手の見晴らし茶屋の描写といえ…