シリーズ歌川広重の東海道五十三次、京から出発して9宿目「亀山(雪晴)」です。初めての雪景色、楽しみました。解説にあるような空の色の再現は難しかったです。 下が原画です。 解説は西行きの逆コースで書かれています。 東海道五拾三次 解説 – 重右衛門 庄野から8里、亀山に着く。広重の絵は「雪晴」と題され、東海道五十五枚中の三代役物の一つとなっている傑作です。この絵は、なによりも雪のあしたの晴れた空の美しさが目をみはらす。左手の山の端の薄紅の色から沖天へ向かっての澄みきった藍の色の美しさ、清らかさ。この空が画面を対角線に区切った半分を占めている。そして、その明るさに映える亀山城から城下の町家を半分に…