足掛け3年年、全5回に渡ったこの東海道53次の旅もついに大円団を迎えることになった。ラストシーズンの今回は、滋賀県湖南市の「石部宿」手前から、京都三条大橋を目指す約50㎞の旅。これまでの半分程度の距離なので気持ち身体も楽である。 この区間は松並木は全く残っていないが、昭和の香りのする街角が多く残っている。塗装したものか焼杉なのかこげ茶の板壁を張った家が、かなりの区間続いている。東海道を歩く喜びではないが、昭和を歩く喜び、なつかしさはある。 大津から京へは峠越えが待っている。この東海道を京阪電車京津線がなぜか路面電車として走っている(上栄町~琵琶湖浜津間)。めちゃくちゃ(*)乗りたかったが、我慢…