自然科学資料や考古学,美術,歴史的な遺物などを蒐集,保管,分類して学術的に研究する組織,またその蒐集物を公に展示する設備。 もともとは王侯貴族のコレクションを起源とするが、近代的な博物館は一般に広く公開されている点が異なっている。また、教育・研究機関として位置づけられる以前は、体系的な整理はほとんどされていない。なお、美術館も、博物館に含めて考えられる。
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北海道を除く日本列島全体が梅雨入り間近です 気温は暑くなく寒くなくですが 外出にはちょっと難しい季節 今日は午後から雨が止んで明日も終日曇り模様 早くも梅雨の中休みか・・・ そんな梅雨入り前の先週6月6日(金)に 「京都国立博物館」へ車で行ってきました 大阪・関西万博開催記念 特別展・・・「日本、美のるつぼ」 ー異文化交流の軌跡ー 8時30分頃に到着するもすでに行列が・・・開館は9時 ↓入場券売り場 国宝や国宝級の作品約200点の展示 一部を除き館内撮影禁止です 作品説明のための音声ガイドを借りる(650円) ↓館内ロビーに掲示されていたコピー品 葛飾北斎の「富嶽三十六景」より下記三点 「神奈…
福井で博物館といえば99%恐竜博物館ということになるだろうけれど、私的にはこちらの年縞博物館がイチオシ。 なんと7万年分という世界一の長さのきれいな年縞が水月湖で採取され、世界的に評価が高まっていることを受けて作られた博物館。詳細はリンク先を見てほしい。 建物も有名な建築が手掛けたらしい。雨だったので建物の写真はコレしか撮れなかった。 水月湖で世界一の年縞が出来た理由は ・大きな河川が水月湖に流れ込まないこと、 ・適度に深く、適度に浅い状態の湖で風などによる対流の影響も少なく湖底の水流がなく、酸素が湖底まで到達しないため生物が生息せず強めの酸性が保たれていること ・水月湖があるプレートがゆっく…
国家人権博物館は、白色テロ時代に政治犯の交流と裁判、刑の執行が行われていた建物群がリノベーションされ2018年に人権教育施設としてオープンした。その前には、国防部軍法学校と軍事局、軍法裁判所が共同で利用し、法廷と看守所があった。1951年からは政治犯の拘禁および軍事裁判を目的とした収容施設となり、主に思想犯とされた市民、知識人、学生らが収容されていた。1987年に戒厳令が解除された後、施設としての稼働は終了し、2007年に歴史建築として登録された。当時の看守所構造が原形に近いかたちで保存されており、独房、軍事法廷跡、取調室、監視塔など大小約20棟の建物が残され、見学ができる。また、白色テロ時代…
先週の旅行で立ち寄った、愛知県名古屋市の「トヨタ産業博物館」について書く。 結論から書くと、すばらしい企業博物館だった。日本一かもしれない。 静岡県から三重県に行く時は、途中で愛知県を通る。三重県には住んでいたこともあるし、今でも頻繁に行き来している。だから、愛知県の県庁所在地にあるこの博物館は、ちょっと寄り道すれば行けるはずだった。 でも「なんとなく」行きそびれていた。いつでも行けると思うと、いつも行かない。そういう場所だ。今回はじめて訪れたのも、三重県に行く途中に「なんとなく」立ち寄っただけ。しいて言えば、その後に福井県へ向かうときに、時間の使い方としてちょうど良かったからだ。 屍者の帝国…
朝から夕方まで、お仕事から私事まで入り乱れてドタバタしていた。先日の旅行での移動距離が2日間で830km。今日は県内を右往左往して200km。なかなかの走行距離だ。 その合間に、塩豚を煮て、友人の家でパソコン教室をして、おまけにスーパーマーケットでまとめ買いもした。自分を褒めてあげたいし、実際に自分へのご褒美で動物ヨーチを食べたりもした。 空気が静かな色をしている-日々ごはん2021.7→12 作者:高山なおみ アノニマ・スタジオ Amazon 自炊。何にしようか 作者:高山 なおみ 朝日新聞出版 Amazon そんな慌ただしい一日だが、時々は旅行で訪れた場所のことを考えている。例えば福井の恐…
奈良国立博物館の常設展示「仏像館」に初めて足を運びました。これまで仏像館を何度か訪れたことはありましたが、実際にじっくり見てみようと思いました。近鉄奈良駅から徒歩15分、バスで5分くらいというアクセスの良さもあり、観光の合間に立ち寄るにもぴったりの場所です。 仏像館は、飛鳥時代から江戸時代に至るまでの仏像・仏教美術品を専門に展示する施設で、国宝や重要文化財も多数含まれています。館内は落ち着いた照明と静寂に包まれており、まるで祈りの空間に身を置いているかのような錯覚を覚えました。 巨大な金剛力士像に圧倒される 館内には他にも撮影可能な仏像あり 時代ごとの仏像の変遷に感動 仏教美術の多面的な魅力に…
2025年、奈良国立博物館が開館130周年を迎えたことを記念して開催されている特別展、「超 国宝―祈りのかがやき―」に行ってきました! 本展は、日本全国から集められた国宝級の美術品が一堂に会する、日本美術史上でも屈指の豪華な展覧会です。 🔶 百済観音立像(法隆寺蔵) 🔶 七支刀(石上神宮蔵) 🔶 吉祥天像(薬師寺蔵) 🔶 その他の展示品や会場の雰囲気 🔶 音声ガイドは岡田准一さん! 🔶 お土産・グッズも充実!すみっコぐらしとコラボも 🔶 まとめ:歴史と祈りを感じる、日本美術の頂点に触れる展覧会 🔶 百済観音立像(法隆寺蔵) まず最初に目を奪われたのが、法隆寺所蔵の「百済観音立像」。 飛鳥時代(…
よろコンです。 今回は5/23(金)-25(日)に関西で見て来た展覧会です。関西では万博記念の展覧会が開催中。万博には行きませんでしたが、展覧会には行ってきました。 今回も、あとから「あの時、こんな展覧会に行っていたんだなぁ」と自分が思い出すためのメモということで、よろしくお願いします。(写真は撮影OKだったものです) 今回の展覧会はは何れも会期が6/15(日)までです。見に行かれる方はお早めに (スタートはこのビルの見える美術館から) (1) 日本国宝展@大阪市立美術館(6/15(日)まで) 日本国宝展/2025年4月26日(土)~6月15日(日)/大阪市立美術館 ・5/23(金) 9:50…
何をしたい? 上野国立科学博物館特別展『古代DNAー日本人のきた道ー』に行きたい! ancientdna2025.jp きっかけは、大学でロシア人の先生が授業中に言ってたとある発言。先生「弥生人と縄文人っているでしょ? でもね、最近分かったことがありマス。弥生人と縄文人は関係ない! なんなら弥生人と日本人もなんもカンケーありません! だったら日本人は……どこからきたんだろうネ?」聞いた当初は、「ふーん」としか思っていませんでしたよ。 しかしちょうどその次の日、父親からこの特別展の話を聞きました。なんてタイムリーなんだろう!即日、行ってみることにしました。偶然の連鎖に今日も感謝。 何をした? 翌…
台湾駐在中、台東の離島、緑島に旅行した。 旅行直後にざっくりと日記のようなブログを書いたのだが、その後、自分で調べた情報なども盛り込んで改めてブログに記録したいと思う。 dou4hua1.hatenablog.com 今回紹介するのは緑島人権博物館という場所である。個人的に、緑島の中では海外の人にもっともよく知られている場所だと思う。 緑島人権博物館 緑島人権博物館 ここは、国民党による反体制派弾圧が行われた白色テロ時代に、政治犯を収容・再教育していた場所である。当時の収容所が博物館となっており、学べることが多いので、知り合いの政治を研究されている方が、台湾の研究者とともにこちらを訪れた、と言…