吾輩はポンコツである。 しかし、変化の波に揉まれながらも、キャリアについて学び続けるポンコツである。 今回は、変幻自在なキャリアの考え方、「プロティアン・キャリア」について語ってみようと思う。 「変化」から逃げられない時代 かつての日本のサラリーマンは、豪華な大型客船に乗るようなものだった。会社という船に一度乗り込めば、あとは黙っていても目的地(定年)まで運んでくれる。 だが、今の時代、その客船はあちこちで沈没し始めている。リストラや倒産、事業の縮小……。「終身雇用」という安定神話は崩れつつあるのだ。 では、この荒波の時代をどう生き抜けばいいのか? そこで登場するのが「プロティアン・キャリア」…