絶大なる邪魔祓いの秘歌として、ホツマツタヱでは、ふたつの「サツサつづ歌」が記述されています。 ハタレ魔叛乱の際に、大御神が歌札に染め詠んで粽餅(笹餅)に添えて投げた歌(8綾) 「サ」スラデモ ハタレモハナゲ ミツタラズ カカンナスガモ テダテ「ツ」キ カレノンテンモ アニキカズ ヒツキトワレハ アワモテラス「サ」 という五十五音のうた(12綾にも再出)と 崇神天皇(ヰソニヱ/ミマキイリヒコ)の御世に、疫病がはやり、厄祓いの神事を執り行っていたときにヤマトモモソ姫が神がかって託宣した 「サ」ルタミモツズニマ 「ツ」ラテオヱニミダル「サ」 という十九音のうた(33綾)のふたつです。 「サツサつづ歌…