ツユムシ科

「露虫」と書くツユムシは露を飲んでいるということから、儚さを感じて名付けられたようです。全体的に細身で柔らかい体つきも儚さを暗示しているのですが、実際には露を飲んで生きているのではなく、葉を食べています。オスは背中に模様がありますが、メスにはありません（画像のツユムシはメス）。 昆虫のバッタ目の中にツユムシ科が含まれ、ツユムシはその仲間です。ツユムシはキリギリスに近い仲間で、イネ科、キク科、マメ科などの植物を食べます。

こんにちは。岸ゼミ4回生の松浦です。 【今回の昆虫】 チョウセンカマキリ、オンブバッタ、セスジツユムシ (計3種) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 種名:チョウセンカマキリ （Tenodera angustipennis）分類:カマキリ目カマキリ科体長:65〜92mm時期:7〜12月見つけた場所:広場 僕の中ではオオカマキリの方がザ・カマキリですけど、チョウセンカマキリは単純に「カマキリ」と称されることもあり、こちらの方がカマキリ界のスタンダードみたいです。類似種のオオカマキリとの違いですが、 1.鎌の付け根がオレンジ色ならチョウセン、黄色ならオ…

ツユムシは夏から秋にかけてみられる昆虫。ツユムシは「露虫」と書くが、これは露を飲んで生きているという生命の儚さを感じて名付けられた。全体的に細身で柔らかい体つきをしているためと思われる。だが、実際には露だけ飲んで生きている訳ではない。ツユムシ科のツユムシはキリギリスに近い仲間。 ツユムシの鳴き声は非常に高く、人間の耳が聞くことのできる限界に近い。人は年齢が進むと、高音域が聞こえなくなってくるため、私には聞き取りにくい。だが、ツユムシの声はスズムシとは大違いで、聞こえなくても一向に構わないことから、悔しがる必要はないようだ。