「てにをは」は、漢字では、【弖爾乎波・天爾遠波】等と表記し、日本国文学では重要な用語です。 日本語を特徴づける用法のひとつに「助詞」の活用があり、「てにをは」は、その助詞を総称する用語として古くから認識されています。「てにをは」が総称となったのは、平安以降に大学寮等における博士職が使用した「ヲコト点」に由来する、と云うのが定説です。下図(乎古止点)の左下から右回りに読んだ、とされます。 この定説では、本朝に漢字が伝来してからの用語ということになりますが、それは誤りです。何故なら、ホツマ伝に「てにおは」が記述されるからです。 『これを他所にて "舟 破れて 竜と蛟竜の 力得て" これ誤れる テニ…