パリには 南仏の町々ほどではないにしろ 噴水が結構たくさんあります。 それぞれ 造られた時代を代表する その町の建築家や彫刻家が起用されて 装飾的に優れたものが 多いのです。 地方の町では 各家庭に水道などなかった時代には 町内の水場として 欠かせないライフラインでもあったわけで 水源から延々と導管を用いて 給水していたのですが 現代までそのまま その水道管を使っている例すらあります。 都会では その町の都市計画の一環として 町の景観に欠かせない要素の一つでもありました。 ところで ひと頃に比べると 最近のパリは町の鳩の数がめっきり減って 公害が少なくなっていて 皆喜んでいるのですが それでも…