デクノボー

はあー水曜日ですか たしかに昨日オレはフルベットまでするぞ!と 決めた訳だが一晩明けてみると最初に思うのは 結構きついなあーー である そりゃそうだこれまでなんどもフルベットまでしようーと思ってはやめて思ってはやめて なんでかと言うとそれはきついことだからだよ 当然ですよね投げうつってことだもん でもいまの現在のオレの唯一のオレの利点は 投げうつにしても実績を投げうつわけじゃないということなぜならソレに足る実績がないからです！ないものは投げうてないね これが例として退職金を投げうつとかなら勿体ないとか言い出すでしょ でもなにもないんだよ オレにあるんのはよい記憶だけであって実績は0円なんだよ …

宮沢さんの、自分の心の中に忍び寄ってくる悪魔との闘いにおいて、宮沢さん自身とくに意識していた闘いとは何であったのでしょうか。それは、「雨ニモマケズ手帳」で言えば、13～14頁および31～38頁の記述の中に示されているように思います。すなわち、13～14頁の記述とは、以下のようなものでした。 「 他の非を忿りて 数ふるときは さながら 大いなる鬼神の ごとく わずかに 身の非を 思へるときは 母そのうなゐを 見るにも 似たり」 宮沢さんの詩の作品の中には、まさしく「他の非を忿り」文字通り「鬼神」となってしまっている数多くの自己の姿が表現されています。そして、その姿を自らの詩に正直に表現することに…

宮沢さんの自然に内在している悪魔との闘いは、自分自身の心身に忍び寄ってくる悪魔との闘いでもありました。そして、その闘いは、非常に困難な闘いであると、宮沢さん自身十分に理解していたようです。とくに、宮沢さんは、心の中に自然に浸透してくる「名利」欲がその悪魔の侵入を招く要因であると捉えていましたた。「雨ニモマケズ手帳」の5・6頁に、そのことが、次のように記されています。すなわち、 「病血熱すと雖も 斯くの如きの悪念を 仮にも再びなす こと勿れ 斯くの如きの瞋恚先づ 身を敗り人を壊り 順次に増長し て遂に絶するなからん それ瞋恚の来る処 多くは 名利の故なり 血浄く胸熱」とです。 そして、この頁につ…

おはようございます。 健康とは、身体が丈夫で元気なだけでは、成り立たないのは明らかな事。 「実るほどこうべを垂れる稲穂かな」ではないが、いくら肉体的、身体的に丈夫で元気になっても、その使い道を誤ればバランスを崩してしまう。 精神制御も重要という事。 ふと、宮澤賢治の有名な詩が思い浮かぶ。 「雨にも負けず」（現代語訳） 雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫なからだを持ち 欲は無く 決して瞋からず 何時も静かに笑っている 一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ あらゆる事を自分を勘定に入れずに 良く見聞きし判り そして忘れず 野原の松の林の影の小さな萱葺きの小屋に居て 東に病…

NHKこころの時代~宗教・人生~ 宮沢賢治 久遠の宇宙に生きる (NHKシリーズ) 作者:北川 前肇 NHK出版 Amazon 2023年に放送されていたEテレ「こころの時代」での「宮沢賢治 久遠の宇宙に生きる」の再放送が始まりました（全6回、月1回の放送）。2回め以降を録画できていたので、第1回の再放送を録画し直して視聴しました。11/4現在では、第3回分までを視聴し終えています。以下に放送テキストの「目次」を掲げてみます。 目次 はじめに 第1回 「法華経」との出会い 第2回 「春」と「修羅」のはざまで 第3回 「ほんたうのたべもの」としての童話 第4回 あまねく「いのち」を見つめて 第5…

これまで、宮沢さんの人生や文学作品を少しでも理解するために、修験道という信仰の特徴について学ぼうとしてきました。ここでは、まずその最後に、宮沢さんが、死を覚悟する中で自分は「デクノボー」をめざして生きてきたと書き残したそのことはどのようなことを意味していたのか、これも修験道という信仰との関連という見方から考察しておきたいと思います。その点に関しては、ここまで参照してきた文献の中での、田中さんの次の話が参考になるように思います。それは、修験道における信仰とは、「教義への信仰」ではなく、「共同体のなかで、人々の生活から離れなかった」信仰であったという内山さんの話を受けてのものです。田中さんは言いま…

こんなブログでも 見に来て下さる方が わずかですが いらっしゃいます ありがとう ございます 毎日 毎日 同じ内容の 同じ文章の 祈り と 願い それしか アップしない日が 多いと言いますのに ほんとうに ありがとう ございます 今日は なんとか お金を作って ビションフリーゼの女の子 ミーナ ヨークシャーテリアの女の子 あやめ この子たちの ノミ ダニ フィラリアの お薬を買ってまいりました 先代の子達から 長い間 お世話になって来た 獣医さん 今年いっぱいで 引退 病院も 閉じるそうなんです 良いお医者様で ほんとうに 良くして頂きました 心細いし 寂しくなりますが あと2回くらい お薬を…

強盗多発とか 物騒ですね。 日本は 安全な国では なくなりましたね。 まあ 原因は いろいろと あるでしょうが 教育者を ないがしろに してきた その報いが いまこうして こういう形で 発現しているのです。 教育が 行き届いていれば 悪いことは悪い こういうことは してはダメ きちん働いて そのお金で しっかりした 生活を営み 子供を産み育て お年寄りを支えて 税金を納めて より良い社会に 貢献する… こういった 社会における ごくごく 当たり前のことを 次の世代に 教えて行くことが 出来るんです。 なのに 教師をバッシングし 現場から教育力を奪い ブラックな労働条件は ほったらかし 疲弊重な…

朝の散歩で 犬のことで トラブルになりました 大切にしてきた 楽器を いくつか売りました 30万円明後日までに 必要でしたが 6万円で売れました あと残り どうにかなるかな ちょっと早めに 午後のお散歩 車に乗って 5分くらいの公園で ゆっくりして来ました 夕方 塾で数学を 教えてきました 4月に 全くわからない と言っていた 高校3年の子が 今はなんとか 共通テストに ぽつぽつ 対応できはじめて 来ています 共通テストで 結果を出せると 信じています 本人も 自信がついたと 言っています 本番で 成果が出せる 本番で 成果が出る デクノボーの もと数学教師 最後に少しは 役に立って あげたい…

投稿 昔々大昔、まだ人が動物の仲間だった太古の昔、音楽は病気の治療のために使われていたという話を聞いたことがあります。音楽の振動が身体の乱れた機能を調整し正常化することによって、自然治癒力を高め回復を促したのでしょうか。音楽は時に楽器を使い、また時に患者自らが声を出して自分の中に振動をつくりだし治療としたそうです。本から仕入れた借り物の知識でこころもとないのですが、ここには音楽のもつ本質的な力がよく表されているような気がして忘れられない話です。 私が歌を自発的にはじめたのはつい最近のことです。それまで私は小さなころからずっとピアノを弾いてきました。子供のころ繰り返しさせられたのは、ゆっくりゆっ…

展覧会『若松裕子展』を鑑賞しての備忘録OギャラリーUP・Sにて、2024年9月9日～15日。 山ないし山のような形をモティーフとした絵画で構成される、若松裕子の個展。 「山」という言葉が題名に入るのは、所々に花が咲いた5つの峰を描いた《山々の宴》(530mm1454mm)である。藍で表わされた木々が稜線を構成する青い山々に、桃、薄紫、白、白みがかった群青など、多様な花々を連想させる色が霞のように配される。《僕らが向かうその先》(242mm×666mm)では、空にも雪景にも見える白いを背に青い5つの尖峰が右に傾斜して並ぶ。右手に向かって進む群像のようにも見える。画面上部には尖峰と同色の青い緩やか…

宮澤賢治の「やまなし」に出てくるクラムボンとは何者か。 青空文庫を読んでみた。「やまなし」は五月の場面と十二月の場面、二つに分かれている。 主人公というか中心的な登場者は、沢蟹の子どもの兄弟である。 五月は産卵の時期である。岩手県だと少し早いかもしれないが、一般に春から夏が産卵の時期だとされる。沢蟹は母蟹の腹に挟まっている時点で大人の蟹の形になっている。 水槽に沢蟹を飼うと母蟹が子蟹を食べてしまうそうだ。当然、沢山生まれた中で、弱った子蟹もいるわけだし母親が自分の栄養として食べてしまうのは自然の摂理として納得できる。 クラムボンが子蟹だとすれば、母蟹が登場しないのは理解できる。 クラムボンがc…