箔検電器は今でも教育用に使われているようですが、プラスに帯電しているのかマイナスに帯電しているのかはわかりません。計器で検出すればわかりますから、高い入力インピーダンスの回路で検出してみます。 トランジスタを「エミッタフォロワー」にして使えば入力抵抗は数メガΩ以上になりますし、FETを「ソースフォロワー」にすればさらに高くできます。次の例は入口にPNPとNPNの2つのトランジスタを使い、エミッタフォロワーを経由して、プラスかマイナスかをマイコンの2つのデジタルピンに入力するというごく簡単なものです。 こんな簡単なツールでも、例えば筆記具がプラスとマイナスのどちらに帯電するかなどが、ただちにわか…