「あなたがデモンゲイザー?ふぅん、思ったより貧相ですのね」 ミュゼに呼ばれて支配人室を訪れたラッキーは、とげ付きの開口一番に迎えられた。 「まぁいいわ。私はカプリコーン…我が槍にかけ、勝利をお約束いたしますわ」 新たに仲間になったデモン・カプリコーンはひらひらとしたワンピースの裾を翻して自信満々な笑みをラッキーへと向けた。 「…あ、そういや昨日魂をミュゼに預けてたっけか」「忘れてたんですの!?しっつれーな方ですわねまったく…」「悪ぃ悪ぃ、あのあといろいろあってな」 ・ ・ ・ 「さて…改めて自己紹介いたしますわ。私はカプリコーン。槍遣い(ランサー)として、デモンゲイザーの力となりますわ」 2階…