デュシェンヌ型筋ジストロフィーの兄弟、兄の達也さんと弟の政紀さんの物語です。 本を書いたのは原佑子さん。フリーライターの方で、古島さん一家とは、ある雑誌の「子どもの難病」を特集した時に日本筋ジストロフィー協会の事務局から紹介されたというのが出会いだそうです。 その時に協会の副理事長をしていた古島常男さん(達也さんと政紀さんの父)と出会い、一家の足跡をまとめたいと思ったことがこの本の発行につながったそうです。 兄の達也さんの人生はとても気の毒でした。小学校入学時からまわりの人にいじめられ、小学校を一年生の半分足らず通っただけで就学免除となります。 その後は中学一年の二学期から「聴講生」にはなれる…