待ちに待った久々の茅田砂胡さんの新刊です。 いつも楽しみにしているので、今回もワクワクしながら読ませていただきました。 // リンク 上巻 一言でいえば、テオの料理がすごく美味しい!という話。 もちろん、既刊を読んでいれば重々承知していることではあるのですが、今回は店舗の改装中に、ホテルに場所を借り受け期間限定の営業をするというお話となります。 どれだけ手の込んだ料理を作っているか、また飾られている「暁の天使」の絵をどのように運んでいるか、他の美術品はどういうものか、などの説明にかなりページを割いている印象を受けました。 様々なお客様が訪れ、口々にテオの料理と美術品を称賛していくのですが、メイ…