トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモローガブリエル・ゼヴィン (著), 池田 真紀子 (翻訳) セイディはMITの学生。ある冬、彼女は幼い頃一緒にマリオで遊んだ仲のサムに再会する。二人はゲームを共同開発し、成功を収め一躍ゲーム界の寵児となる。だが行き違いでゲーム制作でも友情でも次第に溝が深まっていき――。 30年間という長い歳月をとおしての、出会いと喪失、再生の物語。わたしの好きなテーマ。 セイディとサムにはゲームという共通の趣味があり、やがて趣味を超えて仕事となる。それにはよい面もそうでない面もあるし、お互いへの期待や感情や思惑は一致するばかりではない(当然だよな)。でもゲームが、…