封切り二日目。 席数112の【SCREEN8】の入りは七割ほど。 主役の『ベラ・バクスター』を演じる『エマ・ストーン』は自身がプロデュースも兼ねる熱の入れよう。それだけ本作の映画化を強く願ったということだろう。 そこで魅せるのは役者魂。脱ぎに脱いで、絡みに絡み、突きに突かれて、喘ぎに喘ぐ。〔女王陛下のお気に入り(2018年)〕より更に過激に。 よくみればレイティングは「R18+」とされており、予告編でもその類のシーンは一切無かったのでかなり虚を突かれた思い。 もっとも、余禄として嬉しくはあるのだが。 とは言え本作のテーマは女性の自立と解放。型や枠に嵌めようとする社会や世間、なかんずく男性からの…