僕は飛行機が嫌いだ ついでに宗教も嫌いだ 厳密には自分が操縦出来ない飛行機が嫌いで、第三者に信仰や儀礼を強要する宗教が嫌いなだけで、それら全てを憎悪しているわけではない。特に飛行機は自分で乗って操縦出来るなら180度話が変わる。あの宇宙との境目が曖昧な空を、何十トン、何百トンもの重さの鉄の塊でF1より圧倒的に速く移動することが出来るなら、試してみたいのが男と云うものである。 そもそも男で無くとも、歴史の教科書に載っていた某兄弟のように、世間の通説を打ち破って飛べるなら飛んでみたいと誰しも思うものではないだろうか?自分には、たとえ豚の姿でも紅の飛空挺を飛ばせるなら、今直ぐにでも豚になりたいくらい…