今回は欧米人(ドイツ系)でよく耳にする姓の原意についてお話いたします。 大河ドラマでは貴族が荘園を持ち支配する世から、武家の政権へと移り変わる過渡期でもある『鎌倉殿の13人』が放送されています。 そこで登場する御家人の姓ですが、全部ではないものの「伊東」やら「三浦」やら、土地の名前がそのまま姓になっているケースが多いです。主人公の北条義時も治めている土地にちなんで「江間」姓を名乗っていたりしていましたね。 日本人、特に武士にとっては土地は命です。 「一所懸命」という言葉もここから生まれています。 「一生懸命」と勘違いをしている人が多いですが、元の意味はこれなのです。明治以降新たに姓がついた人た…