やっぱり面白い! 10年前の連続少女殺人事件で犯人に死刑判決が下った事件は、実は冤罪ではないか。死刑犯に、事件当時庇護されていた家出少女だったさくら(三浦透子)の依頼が発端となり、冤罪事件として調査することになった、バラエティ番組のディレクター、岸本(眞栄田郷敦)と、かつての人気キャスター浅川(長澤まさみ)。 冤罪を追う2人の間で主導権がそれぞれの事情でコロコロと変わっていくのが、人間味溢れていて、かつリアリティがあり面白い。 当初は、半ば脅迫されて事件を蒸し返すことになった岸本のふがいなさと、一たび冤罪と確信して、真実を突き止めようと立ち上がった浅川の男前ぶりが対照的で、長澤まさみ、かっけー…