「食べること」を語るって、ここまで深くてバカバカしくて、ちょっと怖い。 ただの雑談から始まった「食べる」にまつわる話が、気づけば10万字超え。塩から砂糖、脂、便秘、腸内細菌、サプリ、エナジードリンク、太る才能、進化論、国家と労働、ディストピアまで縦横無尽に拡がったこのシリーズは、まさに**“現代社会を茶化しながら批評するための知的道草”**。 最初は「太れるのは才能じゃないか?」という問いからスタート。そこに、「咀嚼不足」や「腸の柔突起」など生物学的な視点を挟みつつ、「便秘は生活のミスマッチのサイン」だという、やけに真に迫った社会批評が飛び出す。そして「サプリ1日100円」は“腸への課金”であ…