チーターより遅い、馬にも追いつけない。なのに、人間はなぜか100キロ以上走れる謎性能を持っている――そんな不思議から始まった今回の雑談、意外なほど深くて笑える話へと展開します。 持久走で人類はオオカミや馬と肩を並べる“耐久系エリート”。しかしその裏には、「暑さに強く、汗をかけて、群れで獲物を追い詰める」なんていう、知恵と体力の合わせ技=持久狩りの進化史があったと判明。走るという行為は、生存そのものだった…と納得しかけたその矢先、「だから今ダイエットできないんじゃん!」という悲しい現実が襲いかかる(笑)。 さらに話はギリシャ神話の“酷使の化身”、フェイディピデスへ。マラソンの語源になった男が「た…