構想40年もラズベリー賞を受賞してしまった反骨映画 監督フランシス・フォード・コッポラによる最新作「メガロポリス」は野心に満ち溢れている作品。コッポラが映画人生を賭け、時代の流れに沿った作風を選択しないことを恐れず、既存の枠にとらわれることなく、妥協なき苦難の果て、ついに前代未聞の超大作インデペンデント映画が完成。この分類不能さは、視覚的に壮観であると同時に哲学的にも深遠である、稀有な作品として際立っている。そんな本作を紐解いてみたい【永久保存版】。 目次 【映画メガロポリス】最初に一言 【映画メガロポリス】Xの声 【映画メガロポリス】幻の作品である本作の見どころ 【映画メガロポリス】監督F.…