いやーーー、「恐い本」ですねー、本作は。本の中の各話のタイトルを見て、「なんじゃこりゃ、オヤジギャグばかりじゃないか!」と思ったね。 「嫌われ男の一生」とか、「ひょっとして死ンデレラ」、「痛快ゼツボー通り」などなど。サラリーマン川柳みたいなのが並んでいる。 なんつーーー悪意でしょうね!完全に、おじさんにケンカを売っている。オヤジギャグの「寒さ」をここまで露悪的に書いたのは見たことがない。 という訳で少し読んで見ると、ユーモアに溢れ、且つ男に対する批判のロジックが明快で、久しぶりの読書が「チョーいい感じ」です。キレキレですね! で、本題の「本の装丁」ここです!この本の全ては!!!①色をピンクを使…