記憶の奥にしまわれている大好きな曲というのはあるものだ。 私にとって、そんな曲の一つに「ニューヨーク・シティー・セレナーデ」がある。80年代初頭、クリストファー・クロスがピアノ弾き語りで大ヒットした名曲だ。 大都会ニューヨークの夜空にピアノの音が反射して、星の煌めきのような効果を醸しているそんな魅惑的な前奏に続いて、クリストファークロスの若者らしい素直な発声がとてもみずみずしい。♪ If you get caught between the moon and New York city, the best you can do is fall in love ♪このサビの歌詞が象徴する、都会的…