居候先のインド人夫婦と、ほぼ毎朝ウォーキングをしている。 仕事前に6時起きで、スリナガル市内のゴパの丘の一番上にある、アディシャンカラチャリヤ寺院までの、緑が鮮やかな山道を上るのだ。 アディシャンカラチャリヤとは、8世紀の聖人・ヴェーダンタ派の哲学者。 彼の名前がついたこの寺院は、カシミール渓谷の中で最も古い礼拝の場だったとされる。 Photographed by John Burke 1868 ゆるやかな上り坂を40分ほど登り辿り着くと、石造りの寺院と、隣にはアディシャンカラチャリア本人が座って瞑想・タパス(修行)をしていた洞穴がある。 聖人が実際に瞑想していた洞穴に座り瞑想する ">その空…