マーダーボットシリーズ初の長編を読了。相変わらず「弊機」は強い強い。何度か死にかけるが、修理されたり再起動したりでまたトラブルに飛び込んでいく。 ネットワーク・エフェクト マーダーボット・ダイアリー (創元SF文庫) 作者:マーサ・ウェルズ 東京創元社 Amazon でもま、ちょっと長いよね。3分の2くらいのボリュームがよかったな。次から次へと問題が発生、窮地に追い込まれては反撃するのも、度重なるとこちらがなんだかマヒしてくる。人間世界にもだんだんと順応していっており、その分前作でこのシリーズを特徴づけてた弊機の戸惑いだったり違和感を吐露するモノローグは減っていく。代わりに対処すべき敵へのアタ…