血液中を流れている約7,000種類(2023年12月時点)のタンパク質を解析し、その組み合わせから将来的な認知症や心筋梗塞などの疾病リスクを予測するヘルスケアサービス、それが「フォーネスビジュアス」です。このサービスを支える技術の要は、多種のタンパク質を特定する測定技術と、血液検査後の発症を紐付けた大量のデータにあります。このインタビューでは、サービスを提供するフォーネスライフ株式会社のCTOとしてタンパク質測定などの技術を先導する和賀巌さんに、タンパク質測定で重要な役割を果たすアプタマー(aptamer)に関連する技術や、血液検査後の疾患発症を追跡するコホート研究の必要性についてお聞きしまし…