国内最大手の携帯電話キャリア、移動体通信事業者。日本電信電話(NTT)の子会社。
東証1部、証券コード9437。
愛称のドコモ(DoCoMo)は、「Do Communications over the Mobile network」の略であるとされる。
1959年に電電公社が船舶電話サービスを開始したのが始まりで、1968年にポケットベル(現クイックキャスト)、1979年に自動車電話、そして1987年に携帯電話サービスを開始。
1991年8月14日、エヌ・ティ・ティ・移動通信企画株式会社設立。
1992年4月、エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社に商号変更。同年7月、NTTのポケットベル部門の譲渡を受ける。翌1993年に地域会社に分割、そしてNTTの携帯電話部門を統合し、愛称をドコモにした。
1994年にはPHSキャリアのNTTパーソナルを設立し、翌年サービス開始。しかし1998年に営業譲渡を受ける。(→2005年4月末で新規受付終了)
1999年2月、「iモード」サービスを開始。
2000年3月1日、本店を東京都港区虎ノ門二丁目10番1号から現在の住所に移動
2000年「株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ」(通称商号「株式会社NTTドコモ」)に商号変更した。
2001年10月、W-CDMA方式の第3世代携帯電話サービス「FOMA」を開始。
クイックキャストは2007年にサービス終了。PHS・シティフォンも2008年に終了。ムーバも2007年までに販売を終了し2012年を目途に終了。movaからFOMAへの移行を完了。
2008年7月1日に地域会社を統合し、1社体制となった。
長い間「DoCoMo」ロゴだったが、現在は赤で小文字の「docomo」となっている。
2013年10月1日、定款上の商号も、「株式会社NTTドコモ」に変更。