「音楽を感じろ(デジタル時代に殺されていく音楽を救うニール・ヤングの闘い。)」 ニール・ヤング&フィル・ベーカー著 鈴木美朋(訳) を読んで、ミュージシャンの「魂」を聴くことを考えさせられた。 この本では、ミュージシャンとして有名なニール・ヤングが、音楽のデジタル化によって本物の音が伝わらなくなっている現状を憂いて、本物の音をリスナーに届けるためにハードとソフト両面から音楽界を変えていこうと奮闘する様子が鮮明に描かれていた。 私は、音楽は大好きで、今はデジタルの音で十分楽しんでいる(つもり)。 なので、この本を読み始めた時、デジタルのおかげで気軽に便利にいい音質で聴ける今、あえてリスナーが、ニ…