専門医にて、運命のバイオプシー もしかしたらいきなり顎切除の大手術になるかもしれないと、緊張して迎えた7月20日。午後1時半にかかりつけ医で抗生剤の皮下点滴をして2時に出発、4時から専門医で診察を受ける段取りだった。 クロスケは、早朝4時35分に与えたカリカリ18gの半分程度を食べた後は、ごはん抜きで投薬のみ。暑い中、ごはん抜きは体力も消耗するし大丈夫かと心配だった。おじいちゃん猫なのに。 今思うと、前日までのその週は、好物のだしカップやカントリーロードのパウダーをかけたカリカリをよく食べて、口の中の問題さえなければほぼ普通に過ごしていた。それが、この20日を境に息子の状態は一変するのだから……