「虹の足」に本当は包まれているかもしれない。「おーい 君の家が虹の中にあるぞォ」。 「虹の足」という詩。中学の教科書で習うけれど、大人になって感覚的にどんどん心に沁みてきます。 辿り着けない、自分では見えない幸せを「虹の足」にたとえている名作です。 でも、私が歳負うごとに感じている、この詩の質感のようなものは、もう少し違って。。 消える、ということなんです。 自分では気づかないけれど、「虹の足」は確かにあって、実はその幸せに包まれていたりする。 でも気づいた時にはもう消えてしまっている。。。 気づかないけれど存在する幸せ、という風に読めば明るいけれど、 やがて消えてしまう幸せ、でもあるからこそ…