バックリング

翌日の検診に行くのはやはり徒歩で移動できるのはとても楽でしたし、今回は薬も効きすぎていなかったのも良かったです。しかも今回宿泊したホテルはチェックイン時に支払い手続きを済ませてしまうので、眼帯をつけている姿を見せずにチェックアウトできるのも気が楽でした。 朝出発前に鏡を見たら眼帯に血がついているのに気が付きました。「昨日うつ伏せ寝してた時にツーっと流れた気がしてたのはこの血だったのか」と思いました。初回の手術の時には出血は見られなかったので、一瞬ちょっと焦りましたが止血しているし。と思い直し、病院へ。 いつもは先生の診察の前に一通りの検査をするのですが、術後最初の時だけ眼帯外しはまず先生が行い…

前回は本当に記憶がないような状態です。座った後のことは手術する方の目以外をシートで覆われてから何となく目の上に金魚鉢の水を張ったものを置いてて、そこに器具が入っているような、意識が遠のいてボーっとしていると時々水をばぁーっとかけられて意識がぼんやり戻るような。とにかくはっきり覚えていないのですが今回は、全てはっきりしています。 前もきっとやったのでしょうが、まず目を左右上下に動かして。と言われました。もちろん薬が効いているので動かせませんが、先生が薬の効きを確認します。それから前回と異なったのは、下まぶたの辺りから割と太目の注射をしました。目の奥の方にまだ届く感じです。術中でそれが一番痛いとい…

再手術するにあたって今回一番悩んだのは、当日の術後と翌朝の診察をどうするか。でした。もちろん翌日の診察は受けなければいけません。 経験者の皆さんの話を聞くと、局部麻酔だと術中のことははっきり覚えていて、先生方の会話もわかっていて。ということでしたが、私は本当に意識朦朧としていてあまり覚えていません。帰宅も駅までの暗い道を片目で何とか転ばないように歩いて電車に乗ったようですが、車内で椅子に座るや否や強烈な睡魔で頭を真っすぐに保つこともできず。記憶も定かではないのですが、周りに座ってた人は泥酔の人と思ったのではないかというくらいだったかと。 手術による痛みはなくとも、その意識の薄れ加減が半端ないの…

初回の診断が終わり、手術の準備に関する説明を聞いてから帰宅後から翌日の手術までの抗菌の目薬と当日から4日間飲む飲み薬を処方されたので、そのまま薬局へ。 帰宅途中は、診察時に「歯を抜くのと同じようなもの」と言われたのですが、まさしく抜歯以上の手術らしい手術をしたことがない私は、眼の方が痛そう。と電車の中で心配してました。 とはいえ、もう手術を回避する選択肢は残されてないので、手術するならさっさと終わらせたい。と切り替えることにしました。 もう一つ心配だったのは仕事のこと。病院2軒で診断から手術の予約まで一通り終わったらもう殆ど1日が終わってました。自宅で仕事をして良かった時だったのは幸い。午前中…