南アフリカに自生しているアヤメ科球根植物バビアナのなかで、室内で育てているバビアナ・セダルベルゲンシス(Babiana cedarbergensis)がいち早く咲き出した。 優雅なバビアナ・セダルベルゲンシス 球根が増えたので去年の秋に2鉢に分けたが、どちらも薄紫色で細長い花弁の花を根本近くに固まって咲かせている。 かすかな芳香がある 1本の花茎に数輪の花を咲かせる。6枚の花弁のうち、下方の3枚には斑が入っている。花の形状は左右対称で、1枚の花弁の長さは3cmほどだが、それが左右に広がるので大きく見える。淡い色合いと細くやや波打った花弁のバランスがみごとで、とても優雅に見える。またかすかな甘い…