パディントン発4時50分 ミス・マープル (クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー,松下 祥子 早川書房 Amazon 人のタイプというのはどこも同じでしょう、だから貴重な手引きになるんです。 小柄で太めのミセス・エルスペス・マギリカディ、すれ違う列車で殺害現場を運悪く目撃。 赤帽不足。 「わたし、たった今、人殺しを見たの!」 真の淑女は衝撃を受けたり驚いたりしない。 タイトル回収。 いい友人だなぁ、マープル。 ルーシー・アイルズバロウ、天才数学者になりそうだったのに、なぜか家政婦。 「我が家は我が城ですわ。」 「お茶のあいだは殺人の話はよしましょう。なんともいやな話題ですもの!」いっ…