Agatha Christie (1890-1976) ミステリ作家。アガサ・クリスティー/アガサ・クリスティ/クリスティー
1890年イギリスのデヴォン州トーキーに生まれる。1920年に「スタイルズ荘の怪事件」で作家デビュー。1976年85歳で死去。
その作品は長編66編、短編、戯曲、あわせて100以上にのぼり、世界中で聖書とシェイクスピアの次に読まれているといわれる。特に有名なのは<名探偵ポアロ>シリーズと<ミス・マープル>シリーズ。
愛の探偵たち (クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー,宇佐川 晶子 早川書房 Amazon わたくしが主人を殺しましたの。 三匹の盲目のねずみ 元海軍出身者はよろず屋。 時代遅れはいつかレトロや骨董になるからね。 ゲストハウス経営初心者のジャイルズとモリー。 うざいなー、レン氏。 「自分がやったのと同じ手でやりかえされると、いばりんぼうはすぐにおとなしくなるものなのさ。」そうそう。 パンはあるのが当然な食べ物だから作ったことがないモリー。 サー・ウォルター・ローリー、じゃがいもを新大陸から英国へ紹介した人。 ふたりともロンドンに行っていたオチ。ふふ。 うまいなー、ミスリード。 奇妙な…
ミステリーチャンネル オンデマンド配信 アガサクリスティー原作のドラマ。舞台は1950年代。ナイジェリアから政府職員としてイギリスにやって来た主人公ルークが、とある出来事から連続殺人事件の疑いがある村へと乗り込んでいく。 制作:2023年、 イギリス/尺:約70分×全2話/原題:Agatha Christie’s Murder Is Easy ★ネタバレ注意★ アガサ・クリスティー原作のドラマといえば、どうもホラーちっくなイメージがある。ポアロはそんなことないんだけどね。ミス・マープルもちょっとしか見たことないけど、普通のミステリードラマだった。 だけど、なぜか単発のドラマになると、なんかホラ…
*今回の記事は以前に書いた記事をベースに再編集した物になります。 ランキング参加中【公式】2022年開設ブログ オリエント急行殺人事件 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD] アルバート・フィニー Amazon *「オリエント急行殺人事件」は何度も映像化をしていますが、自分は1974年に公開された「オリエント急行殺人事件」が一番好きです(イングリッド・バーグマンをこの役に使うんだと驚きました) 1934年に発表されたクリスティーの【オリエント急行殺人事件】この作品も【ある意味】で有名な小説の為、読む前から犯人だけ知っていました。だから、初めて読んだ時は『どんな展開で犯人が判明するの…
ランキング参加中【公式】2022年開設ブログ*今回の記事は以前に書いた記事をベースに再編集した物になります。 アクロイド殺害事件 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M ク 2-1) 作者:アガサ・クリスティ 東京創元社 Amazon 1926年に発表されたクリスティーの【アクロイド殺人事件】この小説は、ある意味で非常に有名な小説です。その為、この小説を読む前から犯人もトリックも知っていたので、読む前は少々微妙な気持ちでしたが、いざ読んでみると面白く読めました。では、何で自分が『この小説の犯人もトリック』も知っていたかというと、この小説は発表された時に『こんなのフェアじゃない!アンフェアだ!』と…
予告殺人 ミス・マープル (クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー,田村 隆一 早川書房 Amazon 人を幸福にするのも不幸にするのも、その人次第なのですよ。 ダックスフント多すぎる問題。かわいいじゃないか。 殺人お知らせ申し上げます広告。勝手に自宅が広告に。 甘美なる死。 料理人のミッチー。外国人で名前が発音しにくいから、ミッチーとよばれてる。なんて名だったんだろう。。 昔の人は手紙を書きまくり、今の人は電話しまくり。21世紀だとLINEか。 お気に召すまま。 園芸と編み物を愛するすばらしい老猫マープル。 ものごとを悪いほうに考えるマープル。いい癖とは言えない。なんか右京さんが頭を…
★アガサ・クリスティの『検察側の証人』を映画化した法廷ドラマ監督:ビリー・ワイルダー『情婦』1958年公開★ロンドンで、金持ち未亡人の殺人事件が起きる容疑者のレナード(タイロン・パワー)は、ロンドンきっての敏腕弁護士ウィルフリッド卿(チャールズ・ロートン)に弁護を依頼する事務所では彼のアリバイを証言すると言っていた妻クリスチーネ(マレーネ・ディートリッヒ)が、公判中なぜか検察側の証人として出廷し、思いもよらない証言をしたため、レナードの有罪がほぼ確定してしまう彼女は何故そんな証言をしたのか…★探偵の様なおじいちゃん弁護士の魅力当たり前の話ですが、弁護士は依頼人や証人の話を元に裁判を戦わなくては…
今週の初めから背中が痛いなと思っていたら、なんかプツプツできてきて、医者に診てもらったら「帯状疱疹」でした。 抗ウイルス薬があるので、早めに薬を飲めば、痛みが続く後遺症もないと言われています。 「帯状疱疹」になったのは2回目。前回は40代のときだったと思います。 水疱瘡に罹ったことのある人は体内にウイルスを持っていて、体力や免疫が落ちているときに体内のウイルスが活性化することで起こるそうです。 今回は、疱疹の部分の表面が痛痒く、疱疹の場所以外にも神経痛のような痛みがビリっと走ります。何もできないというしんどさはありませんが、不快で辛いです。 体の免疫が落ちているのは確かなので、無理せずおとなし…
動く指 ミス・マープル (クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー,高橋 豊 早川書房 Amazon ばれないように人殺しをするこつは、手品のこつとよく似ているのですよ。 田舎で妹と療養することになった傷痍軍人のジェリー。 老嬢、ミス・エミリー。夜ごはんはゆで卵ひとつだけ! いきなりの嫌がらせの手紙。 「でも、嘘をつく人って多いのよ。」つかない人など、いない。 美の探求こそ、唯一の生きがいのパイ氏。 クリート夫人は魔女。 「犬の食べ物みたいなやつ?」アイリッシュ・シチューって一体。。 だれの生活にも、人に知られたくない秘密の部分があるものだ。ですね。 シミントン夫人の突然の自殺。 「酒が…
筆者はこれまでのブログ記事で、「1940年前後以降、アガサ・クリスティーは、ミス・ディレクションと手がかりを(解明部以前においては)判別不可能とするような叙述を展開していった」という仮説を述べてきた。 しかしそもそも探偵小説において、ミス・ディレクションは事件の手がかりのように見せかけられるのであるから、「解明部以前でミス・ディレクションと手がかりが判別できないのは、そもそも当たり前では?」といった疑問が出てくるであろう。 この記事ではこの問いに答えたい。先に述べておけば、その答えは「当たり前ではない」である。 *この記事は友人Y・Mと交わした会話に触発されて書かれた。彼に感謝する。 1. 当…
早川書房の kindle 本が安くなっていたので、少し気が大きくなって数冊購入した。古い本ほど値段も安いようで、考えてみればアガサ・クリスティーを読んだことがなかったので、1冊読んでみることにした。映画化されているものはそれとなく筋がわかっているので、ポワロよりはミス・マープルの方がいい(ドラマシリーズは見ていない)。タイトルから「書斎の死体」にした。家の書斎に見知らぬ人の死体。迷惑な話だが、何か面白そう。 書斎の死体 ミス・マープル (クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー,山本 やよい 早川書房 Amazon バントリー夫妻の邸宅の書斎で、スパンコールのドレスを着た金髪の女性の死体…
『殺しへのライン』を読んだ(´_ゝ`)アンソニー・ホロヴィッツの『ホーソーンシリーズ』の3作目。 相変わらず面白い。でもやっぱり『カササギ殺人事件』ほどのインパクトはないかなぁ。 まあ、この作者は基本的に王道だし、とくにホーソーンシリーズではトリッキーなことはほとんどしない。 読みやすいし分かりやすい。 とはいえ、主人公であるホーソーン自体についてあまり深く掘り下げられることはないため、シリーズ通して少しずつホーソーンの人となりが明らかになっていくというのは目新しいかもしれない。 今回、最後の方にちょっとホーソーンの過去に触れそうな場面もあるし。それが今後、もうひとりの主人公であるアンソニーと…
モニターの前が明るくなったのがわかるかな? デスク環境に新兵器が加わった。 モニター上部に装着するデスクライト(モニターライト)だ。 モニター、Mac miniを買ったときに導入するか迷ったアイテム、ホントに必要かどうかしばらく静観していた。 目がどんどん老化していくので手元は明るい方がいいと購入を決めた。 調べたら同じLEDでもかなりの価格差がある。 本当に必要なのは会社のデスク(外光で手元が陰になって暗い)なので2本買うつもりでリサーチする。 会社用でダメ元だ一番安いものを買って、試してみようと。 1680円の中国製を購入した。 【天通ライト 】LED モニターライト LEDライト モニタ…
最近読んだ本の感想。 今回はこちら。 アガサ・クリスティー/著、中村妙子/訳『春にして君を離れ』 www.hayakawa-online.co.jp みなさん、こちらの作品ご存知ですか?私はお恥ずかしながら数ヶ月前まで名前すら聞いたことがありませんでした。 そもそも私はアガサ・クリスティー自体にめちゃ疎く、一応有名どころを読んでみてもしばらくするとすぐ内容を忘れてしまうような性質で…。(しょちゅう誰かが誰かを殺すタイプの物語が苦手でして…) が、この作品は殺人が起こりません。アガサ・クリスティーって殺人の起こらない小説も書くんだ!という驚き。本当に疎くてすみません。(ちなみに元は別名義で書かれ…
全4項目●代表作 ●「ふたつの時間、ふたりの自分」 ●「webdoku.jp」●「spice.eplus.jp」 「県警対組織暴力」より 全4項目 ●代表作 小説「孤狼の血」シリーズ、 「佐方貞人」〃(「最後の証人」等) 「朽ちないサクラ」〃等 小説家として活躍する女性の柚月裕子が影響を受けた・好きな映画。 ●エッセイ「ふたつの時間、ふたりの自分」より15本 ドラゴンへの道(最後のブルース・リー ドラゴンへの道) ブルース・リー他…チャック・ノリス。カンフー・アクション、人種問題、ギャング ※仁義なき戦いシリーズ 深作欣二…脚本:笠松和夫 他。「完結篇」のみ高田宏治。出演:渡瀬恒彦 他。戦後…
特に何かしたわけでもないのに2月が終わりました。 今月は29日しかないから仕方ないですね!! 早速、この1箇月を振り返るとしましょう。 ◆日々の目標 ●健康維持増進 健康の為には食事に気を使い、定期的・継続的に運動する。これだけです。 ・身体(運動・体格) 起床後ストレッチポールなどを利用して10分ほど肩背中腰回りを中心にしたストレッチは継続してます。起床のタイミングによっては、夕方の時もありますが、ほぼ毎日実施しています。 また、雨でも降らない限り、買物を兼ねて1時間程度歩いています。結果として週5程度でしょうか。神戸特有の結構な坂道なので上り下りが大変です。 またこのウォーキング中にある公…