深町秋生著「果てしなき渇き」上下巻 (宝島社文庫) を読んだ。 一つのジャンルを読み始めるとしばらく続ける傾向があって、最近はSFから少し離れ、日本の刑事ものやハードボイルド系をKindle Unlimitedから探して読んでいる。 深町秋生氏は存じ上げなかったのだが、2004年に本格的な作家デビュー作であるこの「果てしなき渇き」が第3回「このミステリーがすごい」大賞を受賞し、50万部以上を売り上げたという。さらに2014年には「渇き。」として映画化されたというのだから、なかなかに派手なデビューだったようだ。 ミステリー要素も強いので、最初の部分しか書けないが・・・ ★★★ 深夜の埼玉県大宮の…