レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「パリ 13区」(2022)です。 何も考えずに時間が空いたので映画館に入って見た作品です。個人的には2006年頃見た「パリ、ジュテーム」のようなオムニバス・ラブロマンスかなと思っていたら、全く違っていたので驚いた次第です。 パリの話なのに登場したのは台湾系フランス人とアフリカ系フランス人、のっけからセックス描写、モノクロ作品、セックスコメディでまあそれなりに良く出来てはいますが、何か私の感性と違うなと思い見ていました。手を抜いて製作している訳ではないので、帰宅後、監督ジャック・オーディアールのキャリアを見てみると…