今日は、先日upした、イライザの父についての記事に続く第2弾!この映画において、原作者バーナード・ショーの考えが2番目によく表れている人は、言語学者ヒギンズ教授だ。この映画はザックリ言えば、ロンドンの下町のコックニーイングリッシュ丸出しの花売り娘イライザを、ヒギンズ教授の猛特訓で、見事クイーンズイングリッシュを話すレディーに変えるという物語。 大人になって映画を見返してみて面白く思った場面は、ヒギンズ教授は、話している人の言葉やイントネーションから、ロンドンのどの街出身かを見抜くどころか、どのブロックからどのブロックまでに住んでいる人かまで、正確無比に言い当てるところだ!登場人物の一人、彼の相…