小関勲さんの「ヒモトレ革命」(甲野善紀共著)の中で、 「生後まもなく失明して、何十年も経った後、 開眼手術をして見えるようになった人で、 "本当に見えるようになって嬉しい"と思う人は一人もいないそうです」 とあってびっくり。 中には鬱病になってしまう人もいるとか。 当然見える方がいいだろう、と思っちゃうけど、 もともとなかったものは、当人には不自由感はなく、 それで十分適応して生きてきてるから、 かえって新しくできた世界に戸惑ってしまう。 「一人も」ということに驚く。 ちょうど見たEテレのドキュメントでも、 ある盲目の方が、 「医療が進歩して現実的に見えるようになりますと言われても、 それを選…