オリバー・バークマン著。「限りある時間の使い方」 日本語訳は 2022年6月発行。 人生は4,000週間という書き出しで始まる本書。えー?ちょっと少なすぎるのでは?と思いつつ、計算してみる。1年は365日。これを7で割ると52週。80年×52週=4,160週。 あと残り20年とすると、1,040週! ちょっとちょっと、あっと言う間に過ぎ去りそうな残り時間。 健康なうちは、無意識に人生は無限に続くと錯覚していますが、実際のところ持ち時間には限りがあります。使い切ったらそれまで。延長はありません。 本書は、効率化するためのノウハウ書というよりも、全体的にタイムマネジメントの哲学書と言った趣がありま…