Bill Bruford、ビル・ブルフォード (1949年5月17日-)
本名William Scott Bruford。イギリス出身の、プログレッシヴ・ロックにおける代表的ドラマー。
1968年、Yesとしてデビュー。1972年脱退。
1973-1975年、King Crimsonに参加。
Genesisへの参加など、セッション活動を経て、1978年、John Wetton、Eddie Jobson、Allan Holdsworthらと共にU.K.を結成。『U.K.』を残し、Allan Holdsworthと共に脱退。
1979年、自身のバンド、Brufordを結成。
1981-1984年、King Crimsonの再結成に参加。その後、自身のジャズバンド、Earthworksを結成。
1989年、Anderson Bruford Wakeman Howeに参加。
1991年、Yesの再々結成に参加し、1994年、King Crimsonの再々結成に参加。
1990年代後半は、Ralph Towner、Eddie Gomezらと共にピアノトリオでの作品発表(『If Summer Had Its Ghosts』)、Tony Levin、David Torn、Chris Bottiとのジャズ・ロックバンド、Bruford Levin Upper Extremitiesでの作品発表(『Bruford Levin Upper Extremities』、『Blue Nights』)、2000年代に入ってからはMichiel Borstlapとのデュオでの作品発表(『Every Step A Dance, Every Words A Song』、『In Two Minds』)、Tim Garlandと共にビッグバンドでの作品発表(『Earthworks Underground Orchestra』)など、ジャズの分野でも活動している。
近年はBill Bruford's Earthworksを中心に活動。Winterfold LabelとSummerford Labelというレーベルを立ち上げ、Winterford Labelでは1987年までの作品の再発、Summerford Labelでは1987年以降の作品の再発と新譜のリリースをする(1987年はEarthworksの1stアルバム『Earthworks』リリース年である)。
渡辺香津美(1987年、1988年)、杏里(1990年)、久石譲(1994年)など、日本人ミュージシャンとも共演(括弧内は作品発表年)。
2009年1月、ライブ活動から引退。レコーディングでの活動は継続し、その後もPianocircusとの共演作『Skin & Wire』(2009年9月)などを発表している。